経理の仕事内容は？
当社の経理部は経理課、債権管理課、管理課の3つの課があり、この他に工場の経理担当がいます。私は債権管理課で約4年半仕事をした後、管理課に異動し、栃木工場の経理担当も兼務しています。管理課では全社の月度予算書·決算書の作成、役員会·経営会議のための経理資料作成、製品在庫の集計·長期在庫の管理、長期予算書の作成、中期経営計画（3ヵ年）の作成の他、子会社の月度予算書·月度決算書の確認、子会社の四半期決算·税金計算·申告·納税の業務を担当しています。また、栃木工場の経理担当として、栃木工場の経理伝票起票、月度予算書·月度決算書の作成、原価計算、固定資産管理、支払業務を担当しています。予算書や決算書はもちろん、役員会·経営会議のための資料は会社の将来や方向性を決める材料になりますから、間違いがあってはいけません。すべての仕事において、「数字の正確性」には常に気を使って仕事をしています。
仕事にやりがいを感じるのは、
どんな時ですか？
経理は工場や営業など多くの部署と関わりがあるため、企業活動を数字で捉えることができる点が、経理の仕事の面白さだと感じています。製品の売上げ状況や原材料の仕入れ状況、工場の稼働状況など、多くの情報が経理にあつまり、そうした情報を仕事に活用できた時にやりがいを感じます。経理の仕事の多くは、数字の集計といった過去や現在の状況を明らかにする仕事が中心ですが、中期経営計画（3ヵ年）の策定も担当しています。経理の数字を基にして、会社の未来について考えることができるので、重要な仕事だと感じています。これまでのやり方を踏襲するだけでなく、しっかり提案をしていきたいと考えています。
タマポリの良さは？
経理として言えることは、創業以来黒字経営を続けており、財務基盤がしっかりしている安定性が、当社が自慢できることの一つです。また、社員同士で定期的に飲みに行ったり、共済会の援助を受けて部署単位や仲間が集まって旅行に行くこともありました。若手社員が多いこともあって、部署を超えて気軽に話せる人も大勢いますし、上司とも気軽に話ができ、相談できる風通しの良い職場です。また、地域社会への貢献活動の一環として、プロバスケットボールチーム「宇都宮ブレックス」のオフィシャルスポンサーをしていますので、試合をみんなで見に行くこともあります。オンもオフも活気のある職場です。
将来の夢や目標を
聞かせてください。
管理課に異動してから、仕事にも慣れてきましたから、今後はより効率的に仕事を進めていけるように日々考え、仕事の理解をさらに深めていきたいと考えています。経理はルーチンワークが多いですが、普段の業務の中で、その業務の必要性や課題を考えていくことが、今後の成長につながると思います。そして、成長のために、既に取得している簿記やファイナンシャルプランナーなどの資格のさらに上級資格を取得するための勉強や、税務関係のセミナーを受講し、スキルアップに努めています。将来的には、より幅広い業務を経験し、専門的な知識を身に付けて、会社の発展に貢献したいです。
Message学生へのメッセージ
就職活動において会社説明会や面接は、その会社に勤めている人と接する数少ない貴重な機会です。ですから、職場の雰囲気をしっかり感じ取り、積極的に質問してください。面接では、相手が何を求めているかを考え過ぎず、自分の考えをはっきり言う方がいいと思います。取り繕った答えで入社しても、入社後に苦労するだけです。ありのままの自分で接した方がうまくいくと思います。そして、やりたいことを重視するだけでなく、自分の性格に合った会社を見極めることが大切です。
