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パズルを解くように知恵を絞って、
よりベターな生産計画を考えます。

生産管理 池永裕一

群馬工場ラミネート製造部 製造課
2020年入社
工学部 物質科学工学科卒

製造の仕事内容は?

群馬工場のラミネート製造では、押出ラミネートとドライラミネートと呼ばれる二種類の製造方法で生産を行っております。ラミネートとは異なるフィルム同士を接着剤や樹脂と呼ばれる接着性のある材料で貼り合わせる工程です。出来上がった製品は主に医薬品や食料品などの包装材(パッケージ)として使用されています。生産管理では加工時に必要な資材(フィルム、接着剤、樹脂など)を購買部門に依頼して注文したり、生産のスケジュール管理を行ったり、営業部門や得意先に製品の出荷日の回答、製品の出荷日の短縮依頼に対する調整を行ったりすることが仕事となります。工場は24時間稼働しているので生産に支障がでないように毎日注文や納期対応をミスなく繰り返し行うことが大切です。また、ラミネートだけではなく、出来上がった製品の再生工程やその後のスリットと呼ばれる後工程も管理しております。

仕事にやりがいを感じるのは、
どんな時ですか?

納期に合わせてスケジュールを組んで仕事を進めていきますが、ラミネートでは、加工時に用いる資材が揃っていないと加工ができません。必要な資材を加工に間に合うように営業と連携し、樹脂や接着剤の種類と納期を見ながらどの製品を順番に製造すればいいかを考える必要があります。また、ラミネートでは、出来上がった製品に保留(異物などその状態では出荷できない製品)が発生することがあり、納期がギリギリの時に保留が発生してしまうと再生工程を行う必要があります。納期に間に合うようラミネートの工程を詰めることも大切ですが、必要な資材や加工順の流れなどで納期がギリギリのタイミングになってしまうことがあるのでその後の臨機応変な対応が必要です。パーフェクトは無理ですが、常にベターな結果になるように心掛けています。生産計画を効率的に組み、その計画通りに進んだ時は、達成感を味わえます。

タマポリの良さは?

福利厚生が充実しています。新入社員は寮に入れます。寮費が安いですし、社員食堂も含めて、栄養バランスを考えた食事を三食食べることができます。駐車場もあるので、家から車を持ってきました。引越費用や車の移送費も会社が負担してくれたのがありがたかったです。そして、工場の人たちはいい人ばかり。昨年は大型免許を持っている人の運転で、茨城県までバス旅行をしました。忘年会も楽しかったです。遊ぶ時は、先輩·後輩の壁も無く、みんなで楽しめる仲の良い会社です。もちろん、仕事の時もわからないことがあれば、先輩に気軽に聞くことができます。人間関係のストレスなく、ノビノビと働ける点が、タマポリの良さだと感じています。

将来の夢や目標を
聞かせてください。

ラミネートの製造はデリケートで、同じ材料を使っても、機械によって仕上がりが変わってくることもあります。そうした機械ごとの特徴や材料の特性などを理解して、製造の予定づくりをすべてできるようになることが今の目標です。また、後輩が入ってきましたので、後輩の質問にきちんと応えられるように、ラミネートの参考書を買ってきて、勉強中です。

Message学生へのメッセージ

働く上で、「何が一番大切か」を考え、それを芯に持って就職活動を進めることが大切だと思います。芯がぶれることなく、自分の働きたい企業に向きあってください。
そして、面接の時、「最後に何か質問がありますか?」と聞かれることが多いので、事前に質問を準備しておいたり、面接で気になったことなどをしっかり聞くことが、面接官に好印象を与えると思います。

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